TROCCOとは?料金プラン4種・評判・代替ツール5選を中立比較【2026年版】

データ基盤
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TROCCOとは?料金プラン4種・評判・代替ツール5選を中立比較【2026年版】

「TROCCOを検討しているのですが、月額7.5万円のStarterで足りるのか、それとも15万円のEssentialが必要なのか、判断できずに止まっています」

データ基盤の相談で、こういう場面に居合わせることが増えました。primeNumber社が国内で提供しているデータ統合SaaSで、BigQuery連携のしやすさや日本語サポートを理由に候補に挙がる一方、料金プランの選び方や、Fivetran・Airbyteといった海外ツールとの使い分けが分かりにくい、という声はよく聞きます。

正直に言うと、TROCCOは「処理時間」という独特な課金軸を持っているため、行数課金の海外ツールと単純比較しても答えが出ません。自社のデータ量と更新頻度が「時間課金に向いているか」を先に見極めないと、契約後に予算感がぶれます。

TROCCOの2026年時点の料金プラン、実務での強みと弱み、Fivetran・Airbyte・Reckonerなど代替ツールとの中立比較、そして選定の判断軸までを、発注を判断する立場の目線で整理しました。primeNumber社の公式情報とEvastの導入支援での実感を突き合わせて、ベンダー本人が書きにくい観点も含めて盛り込んでいます。

なお、記載する数値は2026年8月時点の公開情報に基づく目安で、実際の請求額は契約プランや対象データによって変わります。


TROCCOとは?国産のデータ統合SaaS

TROCCOとは?国産のデータ統合SaaS

TROCCO(トロッコ)は、株式会社primeNumberが提供するフルマネージド型のデータ統合SaaSです。GUIによる画面操作だけで、SaaS・広告媒体・データベースなどのデータを抽出し、BigQuery・Snowflake・RedshiftといったクラウドDWH(データウェアハウス)へ転送・変換できます。

150種以上のコネクタを標準搭載しており、国内で使われる業務SaaS(Salesforce・kintone・楽楽精算・freeeなど)と広告媒体(Google広告・Meta広告・LINE広告・Yahoo!広告など)を幅広くカバーします。ETLの基本的な考え方や、なぜクラウドDWH時代にELT寄りのツールが主流になったかは、ETLとELTの違いとは?5つの比較軸とELTが主流になった理由にまとめています。

データソース
Salesforce / HubSpot
kintone / 楽楽精算
MySQL / PostgreSQL
Google広告 / LINE広告
GA4 ほか150+
→
連携ツール
TROCCO

GUIで転送設定・データマート・ワークフロー・スケジュール実行を代行

→
DWH / BI
BigQuery
Snowflake
Redshift
Looker Studio
Tableau / Power BI
TROCCOはデータソースとDWHの間の『配管』。抽出・転送とワークフロー実行を担当し、蓄積と分析はBigQueryなどのDWH側で行う

図のように、TROCCOの役割はデータソースとDWHの間の「配管」です。抽出・転送・スケジュール実行・ワークフローまでを引き受け、実際の蓄積と分析はBigQueryなどのDWH側で行う、というのが典型的な使い方になります。BigQueryを土台にする場合の全体像は、BigQueryとは?できること・料金・他DWHとの違いを参照してください。

「フルマネージド」の意味

フルマネージドとは、サーバー・ミドルウェア・スケジューラといった実行基盤の面倒をベンダー側で見る運用モデルです。OSSのEmbulkやAirflowを自前で立てる場合、CentOSのアップデートやコンテナ運用まで社内のエンジニアが抱えることになりますが、TROCCOならこの部分がまるごと不要になります。

Evastの案件でも、専任のデータエンジニアが1人もいないチームがTROCCOで月次の広告データ集計を回せているケースがあります。運用の手離れの良さは、TROCCOを選ぶうえで最も効いてくる要素の1つです。


TROCCOの料金プラン(2026年時点)

TROCCOの料金プラン

2026年時点のTROCCOの料金プランは、次の5段階で構成されています(初期費用はすべて0円)。

プラン月額(税抜)処理時間ユーザー数主な機能
Free無料2時間/月1名基本コネクタ150種・データマート機能
Starter7.5万円30時間/月5名基本コネクタ・ワークフロー機能
Essential15万円250時間/月無制限Enterprise DBコネクタ・データ品質チェック(有償オプション)
Advanced30万円600時間/月無制限全コネクタ約200種・同時実行50
Professional要相談カスタム無制限Self-Hosted Runner対応・同時実行100以上

処理時間枠を超過した場合は、20時間単位での追加課金となります(Freeプランは超過時に追加課金は発生せず、ジョブの実行が制限されます)。

「処理時間課金」とは何が課金対象か

TROCCOの料金の中心は「処理時間」です。ジョブ(1つの転送設定を実行した単位)が動いていた時間の合計が、月間の処理時間としてカウントされます。

同じ100万行のデータを転送する場合でも、変換が単純で1分で終わるジョブと、複雑な結合や集計を挟んで15分かかるジョブでは、消費する処理時間が15倍違います。逆に言うと、行数が多くても処理が単純で速ければ、時間枠は消費しません。

この課金モデルは、FivetranのMAR(月間アクティブ行数)課金や、Airbyteのクレジット(行数・GB換算)課金と大きく異なる部分です。行数ではなく「サーバーが動いていた時間」に課金するため、大量データを効率よく回せる構成に寄せると、費用対効果が一気に上がります。

2026年4月からのトライアル期間とFreeプラン変更

2026年4月1日から、アカウント作成後30日間のトライアル期間が新設されました。トライアル中は次の機能がすべて使えます。

  • 処理時間:10時間/月
  • コネクタ:基本コネクタ150種+Enterprise DBコネクタ+Reverse ETL+カスタムコネクタ
  • 機能:データマート機能・ワークフロー機能・Managed ETL機能・TROCCO API・環境管理機能・データ品質チェック機能

同時に、Freeプラン(新規)は次の内容に縮小されました。

  • 処理時間:2時間/月
  • コネクタ:基本コネクタ150種のみ
  • 機能:データマート機能のみ

つまり、上位プランで使える機能はトライアル期間中に集中して評価し、トライアル終了後はFreeまたは有料プランに移行する、というフローになりました。有料プラン機能の評価をFreeプランで済ませたい、という運用は2026年4月以降できなくなっています。

追加オプションと隠れコスト

基本料金以外に、次のオプションが積み上がります。

  • チーム機能:5万円/月
  • AWS PrivateLink:別途見積もり
  • セグメントビルダー:別途見積もり
  • データ品質チェック(Essential以上で有償オプション)

Evastの見積もり支援でも、チーム機能の5万円/月が想定に入っていなかったり、Enterprise DBコネクタが使えないStarterプランを選んでしまい、Essential以上への切り替えでコストが跳ねるケースを見ます。プラン選定時は、必要なコネクタと機能を先に洗い出しておくと、後から追加費用に振り回されにくくなります。


TROCCOの強みと弱み(実務目線)

TROCCOの強みと弱み

料金だけでは判断できないので、実務で効いてくる強みと弱みを整理します。ここは、ベンダー本人が書きにくい弱点も含めて書いています。

強み

  • 国内SaaS・広告媒体のコネクタが厚い:LINE広告・Yahoo!広告・楽楽精算・freeeなど、Fivetranにはない国内向けコネクタが標準搭載されている
  • 日本語UI・日本語サポート・国内請求:非エンジニアが運用する体制でも、問い合わせが日本語で完結する
  • BigQuery連携が成熟している:primeNumber社自身がGoogle Cloudのパートナーで、認証・スキーマ管理・料金設計まで最短距離で組める
  • 処理時間課金で予算が固定しやすい:Advanced(600時間/月・30万円)に収まる範囲なら、行数が増えても追加費用が発生しない
  • ワークフローとデータマート機能が内包:別途Airflowを立てなくても、TROCCO内で依存関係のあるジョブを組める。SQLベースのデータマート機能で軽い変換ならdbt不要で回せる

弱み

  • 処理時間の見積もりが慣れないと難しい:行数ベースの直感と違うため、初期の試算でずれる。Freeプランで実データを流して測るのが確実
  • オンプレミス系DBやレガシー基幹システムはコネクタ次第:Enterprise DBコネクタはEssential以上で、しかも一部の商用DBは別途対応可否の確認が必要
  • 大規模な並列処理では同時実行数がボトルネックになる:Advancedで同時実行50、それを超える場合はProfessionalで要相談
  • ドキュメントの深部は英語混じり:日本語UIは整っているが、細かい仕様やAPI仕様書は英語で書かれている箇所がある
  • DWH側の料金は別:TROCCOはあくまで転送ツールで、BigQueryやSnowflakeのストレージ・コンピュート料金は別途発生する。DWHのコスト設計はクラウドDWH費用比較を参照

「時間課金の落とし穴」の一例

ある案件で、Salesforce・kintone・GA4・広告媒体を合わせて20接続をTROCCOで組んだところ、初月の処理時間が想定の1.8倍になりました。原因を追うと、GA4のBigQueryエクスポート済みデータをTROCCOで再度取り込むワークフローが不要な二重処理になっていて、この1つが月間5時間を消費していました。詳しくはGA4のBigQueryエクスポート・活用ガイドにまとめていますが、GA4のように既にBigQueryへエクスポート機能があるサービスは、TROCCOを挟まないほうが処理時間を節約できます。

処理時間課金は、費用の見える化がしやすい代わりに、無駄な処理もそのまま数字に出ます。月次で処理時間の推移を確認し、上位を占めるジョブを1〜2本ずつ最適化していけば、費用対効果は着実に上がります。


主要な代替ツールとの比較

主要な代替ツールとの比較

TROCCO以外の主要なデータ統合ツールを、料金と得意分野で並べます。ツール選定の全体像や3軸での選び方はデータ連携ツールの比較と選び方、料金相場の全体像はデータ連携ツールの料金相場|費用の抑え方を解説にまとめています。

ツール課金の基準料金目安(月額)コネクタ数得意分野
TROCCO処理時間無料〜30万円(Freeで開始可)150+国内SaaS・広告媒体・BigQuery連携
FivetranMAR(月間アクティブ行数)100万MARあたり約500ドルが基本レート700+グローバルSaaS・自動スキーマ追従
Airbyteクレジット(行数・GB換算)Cloud:$10〜/OSS:無料400+OSSでカスタム連携・低価格から
Reckoner月額固定+従量Entry:3万円/通常:8万円〜100+国内SaaS中心・SOC2 Type2取得
ASTERIA Warpライセンス型3万円〜(Core以上)国内SaaS/DBに広いオンプレDB・国内基幹システム連携

Fivetran:海外ツールの本命

コネクタ数と品質、自動スキーマ追従の完成度で、海外ではデファクトに近い存在です。ただし料金はMAR(月間アクティブ行数)課金で、対象テーブルの選び方を誤ると請求が数倍単位で跳ねます。2026年1月からは削除行やHistory Modeの繰り返し更新も課金対象になり、実質的な単価が上がりました。詳しくはFivetranの料金体系とコスト削減|MAR課金の落とし穴を参照してください。

Evastの現場では、対象テーブル数が多く月内に変更される行の割合が全体の一部にとどまる構成ならFivetranを勧めることが多いです。逆に、更新頻度の高い大規模テーブルを少数抱えていて費用を固定したい場合はTROCCOの時間課金が向きます。

Airbyte:OSSと低価格Cloudの二本立て

OSS版は無料でセルフホストでき、Cloud版は月10ドルからのクレジット課金(API系は6クレジット/100万行=約15ドル、DB系は4クレジット/GB=約10ドル)で始められます。カスタムコネクタを自分で書ける柔軟性があり、社内にデータエンジニアがいる組織なら魅力的な選択肢です。

一方で、OSS版はサーバー運用・アップデート追従・障害対応をすべて内製で抱える必要があり、TROCCOの「フルマネージドで手離れが良い」という強みとは対極の運用モデルになります。国内SaaSのカバーもTROCCOほど厚くないため、日本の実務では「安く始められるが、追加開発コストが積み上がる」パターンに注意が必要です。

Reckoner:国産のSaaS ETL

株式会社スリーシェイクが提供するSaaS型ETLです。エントリープランが月3万円、通常プランが月8万円からと、TROCCOのStarter(7.5万円)と近い価格帯です。SOC2 Type2を取得しており、セキュリティ要件が厳しい業界(金融・医療)での採用実績があります。

TROCCOと比べるとコネクタ数はやや少なく、BigQuery連携のリファレンスもTROCCOほど厚くありません。ただし、国内サポートと直感的なUIは共通の強みで、要件によっては本気で比較検討する価値があります。

ASTERIA Warp:ライセンス型・国内基幹連携

インフォテリア社(現アステリア社)の長年の定番で、月額3万円のCore以上のライセンス型料金体系です。オンプレミスDBやレガシー基幹システム(SAP・Oracle・IBM系)との連携に強く、国内10,000社以上の導入実績があります。

TROCCOのようなSaaS ETLと違い、自社サーバーに導入する構成のため、DWH中心のモダンなデータ基盤には過剰になることが多いです。逆に、オンプレDBが主な連携元で、クラウドDWHはあくまで一部という構成なら、ASTERIA Warpの方が現実的です。

広告データに絞れば別の選択肢もある

広告データの連携に絞ると、Supermetrics(海外広告媒体特化・月$29〜$2,500)やアドヨミAIといった特化型ツールが有力になります。TROCCOも国内広告媒体をカバーしていますが、GA4・LINEの登録数・自社スプレッドシートまでを1つの分析基盤に統合したい場合は、Supermetricsとは?料金・国内媒体対応・代替ツールで整理した通り、広告データ特化のツールを組み合わせるのが実務的です。


TROCCOが向くケース・向かないケース

データ統合ツールを選ぶ
主に国内SaaS・広告媒体を扱う?
YES
日本語UI・国内サポートが必須?
YES
TROCCO国産SaaS ETL
OSSで内製したい?
YES
Airbyte OSS + dbtセルフホスト
主に国内SaaS・広告媒体を扱う?
NO
更新頻度が低く、更新される行の割合が少ない?
YES
FivetranMAR課金が有利
大量データを時間内で回したい?
YES
TROCCO Advanced時間課金が固定

図のように、ツール選定は「国内媒体中心か」「時間課金と行数課金のどちらが自社データに合うか」で大きく分岐します。ここまでの内容を踏まえて、TROCCOが向くケースと、他ツールを検討したほうがよいケースを分けます。

TROCCOが向く

  • 国内SaaS・国内広告媒体が連携元の中心:LINE広告・Yahoo!広告・kintone・楽楽精算などが並ぶ構成
  • BigQuery・Snowflakeを土台にする:DWH連携が成熟しており、認証・スキーマ・料金設計まで最短距離
  • 日本語UI・日本語サポート・円建て請求が必須:非エンジニアの兼務運用でも継続しやすい
  • 更新頻度が高い大規模テーブルを少数抱える:処理時間の枠に収まれば、行数が増えても追加費用なし
  • ワークフローやデータマートを別ツールなしで完結させたい:Airflow・dbtを別途立てなくても、TROCCO内で軽い変換まで組める

TROCCO以外を検討したい

  • グローバルSaaS中心の構成:Fivetranのコネクタ品質と自動スキーマ追従の方が有利
  • OSSでカスタム連携を書きたい:Airbyte OSS・Embulk・dlt(データロード)などの内製寄り選択肢
  • オンプレDB・レガシー基幹システムが主な連携元:ASTERIA WarpやTalendの方が現実的
  • セキュリティ要件でSOC2 Type2が必須:Reckonerを軸に比較検討する
  • 広告データが売上の主軸:Supermetricsやアドヨミなど広告特化ツールとのハイブリッド

もう少し広く「そもそもデータ基盤全体をどう作るか」から検討したい場合は、データ基盤とは?企業が導入すべき3つの理由と構成要素を解説で全体像を確認したうえで、ツール選定に入ることをお勧めします。


導入時に押さえておきたい落とし穴

導入時に押さえておきたい落とし穴

TROCCOに限らず、データ統合ツール導入で実装フェーズに入ってから気づく落とし穴がいくつかあります。TROCCOで特に気をつけたい点を4つ挙げます。

落とし穴1:Freeプランでの評価が難しくなった

2026年4月以降、Freeプランは基本コネクタとデータマート機能のみに縮小されました。ワークフロー・Enterprise DBコネクタ・データ品質チェックといった有料プラン機能を評価するには、30日間のトライアル期間に集中してテストする必要があります。トライアル開始前に、評価する項目と使うデータソースを整理しておかないと、30日はすぐに終わります。

落とし穴2:処理時間の見積もりで有料プランを1段階下に取る

Starter(30時間/月)で足りると見込んでいたが、実運用で50時間を消費してしまう、というのはよくあるパターンです。処理時間はデータ量だけでなく、変換の複雑さ・同期頻度・エラー時のリトライでも増えます。Freeプランでの実データテストが2時間しか使えない以上、初回契約時は「見積もりの1.5倍」の枠を持つプランで開始し、3ヶ月ほど運用してから見直すのが安全です。

落とし穴3:BigQuery料金が別途発生する

TROCCOの月額に、BigQueryのストレージ・コンピュート料金は含まれません。TROCCOで大量のデータをBigQueryに転送すると、BigQuery側のスキャン料金・ストレージ料金が並行して増えます。DWH側のコスト最適化と合わせて設計しないと、「TROCCOは安いのにBigQueryの請求が想定の3倍」という事態が起きます。

落とし穴4:GA4のように既に他ルートがあるデータを二重取り込みしてしまう

GA4はGoogle Cloud側で直接BigQueryにエクスポートできる仕組みが標準で用意されています。ここをTROCCO経由に置き換えると、無駄に処理時間を消費するうえに、GA4の生ログの粒度が失われることもあります。ソースごとに「TROCCO経由と直接連携、どちらが有利か」を先に整理してください。


まとめ:TROCCOは「国内・BigQuery中心」なら第一候補

TROCCOについて、要点を整理します。

  • 料金は無料〜月30万円の4プラン。Starter(7.5万円/30時間)〜Advanced(30万円/600時間)が実務でよく選ばれる
  • 課金は処理時間ベースで、行数課金のFivetran・クレジット課金のAirbyteとは基準が違う
  • 強みは国内SaaS・広告媒体のコネクタ、日本語サポート、BigQuery連携の成熟度、ワークフローの内包
  • 弱みは処理時間の見積もりの難しさ、オンプレDBの対応が限定的、DWH料金は別途発生
  • 代替はFivetran(海外SaaS向き)/Airbyte(OSS・低価格)/Reckoner(国内SaaS・SOC2)/ASTERIA Warp(ライセンス型・基幹連携)
  • 「国内媒体・BigQuery分析」が中心ならTROCCOが第一候補、それ以外は用途に応じて比較

TROCCOは国内のデータ基盤構築で最も採用しやすいツールの1つですが、万能ではありません。連携元・DWH・運用体制・予算の4点で自社の要件を先に固め、そのうえでTROCCO・Fivetran・Airbyteの3つを候補に絞って比較する、という順で進めると判断が早く決まります。


データ基盤の設計・TROCCO導入のご相談はEvastへ

株式会社Evastでは、データ統合ツールの選定・BigQuery/Snowflake基盤の設計・TROCCO導入と運用設計まで、データ基盤構築を一貫して支援しています。

  • 「TROCCOを検討中だが、プラン選定と処理時間の見積もりに自信がない」
  • 「FivetranやAirbyteと比較して、自社に最も合うツールを客観的に判断したい」
  • 「BigQuery・Snowflakeまで含めた総費用の試算と、費用最適化の方針を相談したい」

ベンダーに依存せず中立的な立場で、要件整理からツール選定・実装・運用設計まで伴走します。まずはお気軽にご相談ください。

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よくある質問

TROCCOの料金はいくらですか?
2026年時点でFreeプランは無料(月2時間の処理時間・150種以上の基本コネクタ・1ユーザー)、Starterプランが月額7.5万円(税抜・30時間/月・5ユーザー)、Essentialが月額15万円(250時間/月・ユーザー無制限)、Advancedが月額30万円(600時間/月・約200種のコネクタ・同時実行50)、Professionalは要相談です。初期費用はすべて0円で、処理時間を超過した場合は20時間単位での追加課金となります。
TROCCOとFivetranはどちらが安いですか?
課金の基準が違うため単純比較はできません。TROCCOは処理時間、Fivetranは同期した行数(MAR)で課金されます。更新頻度が低く、月内に変更される行の割合が少ない場合はFivetranが安くなる傾向があります。逆に、更新頻度の高い大規模テーブルを少数扱う構成や、大量データを時間内で回せる構成ではTROCCOの時間課金が固定費に近くなり、予算が読みやすくなります。
2026年4月のTROCCOの仕様変更で何が変わりましたか?
2026年4月1日から、アカウント作成後30日間のトライアル期間が新設されました。トライアル中は処理時間10時間/月、Enterprise DBコネクタ・Reverse ETL・カスタムコネクタ・ワークフロー・データ品質チェックなど有料プラン相当の機能が使えます。同時にFreeプランは処理時間2時間/月・基本コネクタ150種+データマート機能のみに縮小され、有料プラン機能はトライアル終了後は使えなくなります。
TROCCOの代替となるツールは何がありますか?
海外系ではFivetran(コネクタ700+・MAR課金・自動スキーマ追従が強み)、Airbyte(OSS版無料・Cloudは月10ドル〜のクレジット課金・カスタム連携がしやすい)が代表格です。国産ではReckoner(スリーシェイクのSaaS ETL・月3万円〜)、ASTERIA Warp(ライセンス型・月3万円〜・国内SaaS/DBに広い)が競合します。広告データに絞ればSupermetrics(海外媒体特化)や自社のアドヨミAI(GA4・LINE登録数・自社スプレッドシートまで統合)も選択肢です。
TROCCOを導入するタイミングはいつが良いですか?
BigQueryやSnowflakeなどのDWHを立ち上げるタイミングで同時に検討するのが最も効率的です。TROCCOはBigQuery・Snowflake・Redshiftとの連携が特に成熟しており、DWH構築の初期段階から入れておけばETL部分の内製工数を大幅に削減できます。Excelでの手集計に限界を感じている段階なら、まずFreeプランで実データを流してみて、月次の処理時間から必要な有料プランの規模感を把握するのが実務的です。
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