広告レポート自動化ツール比較|主要9ツールの料金・対応媒体・選び方

広告分析
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広告レポート自動化ツールを「レポート特化型・BI連携型・運用自動化型」の3タイプに分け、ATOM・Databeat・アドレポ・Roboma・Lisket・glu・Supermetrics・Shirofune・Looker Studioの料金(初期・月額)と対応媒体、特徴を一覧と個別解説で比較します。無料で使える方法、BigQuery対応ツール、自社データやAI分析まで踏み込む半スクラッチという選択肢まで、自社に合う1つを選べるように整理した実務向けの比較記事です。

「広告レポート自動化ツールを探しているけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」。SNSでも実際の商談でも、いちばんよく聞く声のひとつです。

ATOM、Databeat、アドレポ、Roboma。名前は目にするものの、比べてみないと違いは正直分かりません。私自身、初めて全ツールを触ったときは半日かけて資料を並べ替えた記憶があります。

そこで主要な広告レポート自動化ツールを3タイプに分け、料金(初期・月額)・対応媒体・特徴を一覧表と個別解説で並べました。無料で始める方法、ツールでは物足りないときの選択肢まで、自社に合う1つを選び切れる形にしています。

費用の全体像から知りたい方は、先に広告レポート自動化の費用は?ツール・代行の料金相場と選び方を読んでいただくと、この比較がより具体的に感じ取れます。

広告レポート自動化ツールの3つのタイプ

広告レポート自動化ツールの3つのタイプ

ツールを一つずつ調べる前に、大きく3つのタイプに分かれることを押さえておくと、一気に選びやすくなります。分類の軸は、対応媒体の数ではなく、「レポート納品に寄っているか、BIでの分析に寄っているか、運用の自動化まで踏み込むか」という使い方のスタイルです。

レポート作成特化型

レポートを自動で作ることに特化。Excel納品・テンプレが充実

ATOM/Lisket/Roboma/glu
BI連携・蓄積型

BigQueryに貯めてLooker Studioで分析。媒体横断の深い分析に強い

Databeat/アドレポ/Supermetrics
運用自動化型

入札や予算の最適化まで自動化。レポートは付随機能

Shirofune
番外① 無料DIY:Looker Studio 番外② 半スクラッチ構築:アドヨミ(自社BigQuery+AI)
広告レポート自動化ツールは大きく3タイプ。加えて無料DIYと半スクラッチ構築という選択肢がある
  • レポート作成特化型:レポートを自動で作ることに特化したタイプ。Excel納品やテンプレートが充実していて、広告代理店に人気です(例:ATOM、Lisket、Roboma、glu)
  • BI連携・データ蓄積型:データをBigQueryなどに貯めて、Looker StudioなどのBIツールで分析することに強いタイプ。媒体を横断した深い分析に向きます(例:Databeat、アドレポ、Supermetrics)
  • 運用自動化型:レポートだけでなく、入札や予算の最適化まで自動化するタイプ。レポートは付随機能という位置づけです(例:Shirofune)

このほかに、無料で自前構築するLooker Studioと、自社専用のデータ基盤を作り込む半スクラッチの構築(アドヨミAIなど)があります。まずは自社がどのタイプを求めているかをイメージしながら、次の比較表を見てください。

主要ツール比較一覧

広告レポート自動化ツールの料金・対応媒体の比較一覧

代表的なツールを、タイプ・料金・対応媒体・特徴で並べました(料金は2026年6月時点の目安。アカウント数や運用金額で変動するものも多いため、最新は各社公式でご確認ください)。

ツールタイプ初期/月額対応媒体特徴
ATOMレポート特化10万/5万円〜主要媒体(15種類以上)60種のレポートテンプレ、進捗管理・アラート、Excel〜BigQuery出力
DatabeatBI連携0/5万円〜40種類以上自社BigQueryに蓄積、Looker Studio無料テンプレ
アドレポBI連携0/3万円〜25社以上AIが考察コメントを自動生成、100種超テンプレ
Robomaレポート特化0/3〜4万円〜主要媒体に幅広く対応クリエイティブ別分析、異常値アラート、Slack通知
Lisketレポート特化0/2.2万円〜(100アカウント)8媒体ほどシンプルなUI、予算管理、毎日自動更新
gluレポート特化要問い合わせ60種類以上(最多クラス)代理店・大規模運用向け、専任サポート、CRM機能
SupermetricsBI連携・コネクタ0/約€29〜150種類以上BigQuery・Power BI連携、UIは基本英語
Shirofune運用自動化/広告費の5%〜主要媒体入札・予算の自動最適化、改善提案
Looker Studio無料DIY0/0円Google系は無料完全無料、自由度最大、連携は自前
アドヨミAI半スクラッチ構築5万/1.5万円〜/媒体広告+GA4・LINE・自社データ自社BigQuery所有、前処理・AI分析・異常検知

数字だけでは伝わりにくいので、タイプごとに代表ツールをもう少し詳しく見ていきます。

レポート作成特化型のツール

広告代理店で人気の、レポート作成に特化したタイプです。

代理店の場合、「複数クライアント×複数媒体」で工数が掛け算で膨らむため、ツール導入だけでなくレポート代行や半スクラッチ構築との比較も含めて判断すると良い場合があります。詳しくは広告代理店のレポート作成を自動化する方法と費用で整理しています。

ATOM(アトム)

累計800社以上の広告会社に導入された、代理店向けの定番ツールです。60種類のレポートテンプレートを備え、Excel納品にもLooker Studioにも対応します。配信の進捗管理やアラート、クリエイティブレポートまでそろっていて、クライアントを多く抱える代理店の業務を一気通貫でカバーできます。料金は初期10万円・月5万円からで、連携するアカウントの運用金額によって変動します(最低利用期間あり)。

Lisket(リスケット)

シンプルさと低価格が魅力のツールです。月2万円台(100アカウント)から始められ、予算管理や毎日の自動更新といった基本機能をしっかり押さえています。対応媒体は絞られているので、Google・Yahoo広告が中心で、まず手軽に自動化したい方に向いています。

Roboma(ロボマ)

クリエイティブの効果検証に強いツールです。主要な広告媒体に幅広く対応し、バナーや動画など素材ごとのパフォーマンスを可視化できます。異常値アラートやSlack通知にも対応。月3〜4万円台。ダッシュボード型のUIや、クリエイティブ改善に軸足を置くチームに合います。

glu(グルー)

対応媒体60種類以上という業界最多クラスのカバー範囲を持ち、専任担当によるサポートやCRM機能もそろうツールです。料金は要問い合わせで、多数の媒体・クライアントをまとめて回す代理店や大規模運用の現場に向いています。

BI連携・データ蓄積型のツール

データを貯めて分析することに強い、BIツール連携型です。

Databeat(データビート)

広告データを自社のBigQueryに蓄積する設計が中心のツールです。媒体ごとにバラバラな指標を自動で整形・統一し、Looker Studioの無料テンプレートで可視化できます。GA4との連携にも対応し、対応媒体は40種類以上。契約期間の縛りがないのも、最低利用期間のあるツールと比べた利点です。初期0円・月5万円からで、データ分析に注力したい方や媒体横断の分析が必要な方に向いています。

アドレポ

AIが蓄積データから考察コメントを自動生成する「スマート考察」が特徴です。100種超のテンプレートを持ち、ExcelにもLooker StudioにもBigQueryにも出力できます。初期0円・月3万円からと始めやすく、Excel納品をしつつAI活用やBI連携も視野に入れたい方に向いています。

Supermetrics(スーパーメトリクス)

150種類以上のプラットフォームに対応する、海外製のデータ連携ツール(コネクタ)です。BigQueryやPower BI、Looker Studioへマーケティングデータを自動で流し込めます。ニッチな媒体まで拾える反面、UIは基本的に英語で、料金はプランによって月約29ユーロ(約5,000円)から数百ユーロまで幅があります。

運用自動化型のツール

Shirofune(シロフネ)

レポートだけでなく、入札や予算の最適化まで自動化するタイプです。改善カードの提案機能もあり、広告運用そのものを内製化・効率化したい事業会社に向いています。料金は広告費の5%(最低2.5万円ほど)という従量制で、「レポートが欲しい」というより「運用全体を楽にしたい」というニーズに応えるツールです。

番外:無料で始めるならLooker Studio

コストをかけずに始めたいなら、Googleが無料提供するLooker Studioがあります。Google広告やGA4は無料のコネクタで接続でき、ダッシュボードのカスタマイズ自由度も高いです。

ただし、Yahoo・Meta・TikTokといった媒体は標準では接続できません。これらをつなぐには、データ連携の仕組みを自分で用意するか、有料のコネクタが必要になります。「Google系だけ」「社内にデータに強い人がいる」なら、まずLooker Studioから始めるのも十分ありです。

なお、Google広告単体ならコネクタ以外にもスクリプトやBigQuery転送といった無料の自動化ルートがあります。具体的な手順はGoogle広告レポート自動化のやり方|API・BigQuery連携からAI分析までで解説しています。

失敗しないツールの選び方

広告レポート自動化ツールの選び方のチェックポイント

ここまでのツールを踏まえて、自社に合う1つを選ぶためのチェックポイントを整理します。

  1. 対応媒体:自社が使っている広告媒体に対応しているか。新興媒体を使うなら対応範囲は要チェックです
  2. 出力形式:ふだんのレポートがExcelか、Looker StudioなどのBIか。納品先の好みに合わせます
  3. 予算:月2万〜6万円が中心。運用金額やアカウント数で変動するツールもあるので、自社の規模での実額を見積もります
  4. データを自社で持ちたいか:分析や前処理まで踏み込むなら、データをDWH(BigQueryなど)に貯めるBI連携型を選びます
  5. サポート体制:導入や運用の伴走が必要か。多媒体・大規模なら専任サポートのあるツールが安心です

代理店なら多媒体・Excel・進捗管理に強いツール、事業会社なら自社データと広告をつなげられるBI連携型、というように、立場によって最適解は変わります。

ツールで物足りないなら:半スクラッチの構築という選択肢

ツールと半スクラッチ構築の違い

ここまで紹介したツールは、いずれも「できあいの仕組みを借りる」ものです。手軽で安い一方、レポートはテンプレートが中心で、込み入った分析や、広告以外の自社データとの統合では物足りなくなることがあります。

そこで近年増えているのが、自社専用のデータ基盤を作り込む「半スクラッチ」の構築です。広告データを自社のBigQueryに集約する土台はパッケージ化して安く速く立ち上げ、ダッシュボードやAI分析は自社仕様に仕立てる、という進め方です。

私たちが提供するアドヨミAIもこのタイプです。Google・Meta・TikTokなどの広告に加えて、GA4・LINEの登録数・自社のスプレッドシートまで取り込めるので、広告の数字と売上やCRMの動きを並べて見られます。そのデータを自社のBigQueryで前処理して整えれば、AIの分析・企画提案の精度も上がり、CPA悪化などの異常もAIが自動で検知します。これで初期5万円・月1.5万円〜/媒体と、既製ツールに近い水準から始められます。

ツールと構築のどちらが向くか、費用面からの比較は広告レポート自動化の費用は?ツール・代行の料金相場と選び方で詳しく解説しています。

まとめ:自社に合う広告レポートツールの選び方

広告レポート自動化ツールの比較について、要点を整理します。

  • ツールはレポート特化型・BI連携型・運用自動化型の3タイプ。まず自社が求めるタイプを決める
  • 料金は月2万〜6万円が中心。Lisketが最安、ATOM・Databeatが上位の水準
  • Google系だけならLooker Studioで無料から始められる
  • データを自社で持って分析・前処理まで踏み込むならBigQuery連携型を選ぶ
  • 自社データも混ぜて作り込み、AI分析や異常検知まで踏み込むなら半スクラッチの構築が選択肢になる

ツール選びは、機能の多さより「自社の媒体・出力・予算に合っているか」で決めるのが失敗しないコツだと思います。まずは自社の使い方を整理して、近いタイプから絞り込んでみてください。


広告レポートの自動化はEvastへ

「ツールを比べてみたが、自社のデータも混ぜて分析したい」「結局どれが合うか相談したい」という方は、ぜひアドヨミAIにご相談ください。

広告だけでなく、GA4・LINE・自社のスプレッドシートまで取り込み、自社が所有するBigQueryに集約。前処理からAIの分析・企画提案、異常検知まで、初期5万円・1媒体なら最短2週間で始められます。既製ツールの手軽さと、自社仕様の作り込みを両取りできるのが強みです。

アドヨミAIの詳細・料金を見る無料で相談する

よくある質問

広告レポート自動化ツールはどう選べばいいですか?
まず「自社が使っている広告媒体に対応しているか」「ふだんのレポートがExcelかBIツール(Looker Studio)か」「予算」の3点で絞り込むのが基本です。そのうえで、データ分析まで踏み込みたいならBigQuery連携型、入札や予算の最適化までしたいなら運用自動化型、というようにタイプで選ぶと迷いません。本記事ではこの3タイプと代表ツールを整理しています。
無料で使える広告レポート自動化ツールはありますか?
GoogleのLooker Studioが無料です。Google広告やGA4は無料コネクタで接続できるので、Google系だけならコストをかけずに自動化できます。ただしYahoo・Meta・TikTokなどの媒体は標準では接続できず、データ連携の仕組みを別途用意する必要があります。複数媒体を扱うなら、有料ツールか構築サービスを検討することになります。
BigQueryに対応した広告レポートツールはどれですか?
ATOM、Databeat、アドレポ、SupermetricsなどがBigQueryへの蓄積・連携に対応しています。特にDatabeatは自社のBigQueryに広告データを貯める設計が中心です。データを自社で持って分析や前処理まで自由にやりたい場合は、BigQuery対応かどうかを必ず確認してください。
ツールと、アドヨミAIのような構築サービスは何が違いますか?
既製ツールは『できあいの仕組みを契約して使う』もので、レポートはテンプレートが中心です。アドヨミAIのような半スクラッチの構築は『自社専用のBigQuery基盤を作り込む』もので、LINEの登録数や自社のスプレッドシートまで取り込み、データの前処理やAI分析、異常検知まで自社仕様にできます。月額の水準は近いことが多いので、標準レポートで足りるならツール、自社データも混ぜて作り込みたいなら構築、という基準で選べます。
広告レポート自動化ツールの料金相場はいくらですか?
月額2万〜6万円が中心です。Lisketが月2万円台、アドレポやRobomaが月3万〜4万円、ATOMやDatabeatが月5万円〜という水準で、初期費用は0円〜10万円ほど。料金は対応アカウント数や運用金額で変動するツールも多いため、2026年時点の最新料金は各社の公式情報で確認してください。
広告代理店と事業会社で、向いているツールは違いますか?
違います。代理店はクライアント別・Excel納品・進捗管理のニーズが強いため、ATOMのようにテンプレートや進捗管理に強いツールや、gluのように多媒体に対応するツールが向きます。事業会社は自社の売上やCRMと広告データをつなげて分析したいことが多いので、BigQuery連携型や、自社データまで取り込める構築型(アドヨミAIなど)が向いています。
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